ケアを忘れていませんか? エアコンの性能を引き出す鍵は「室外機」です

エアコンは室内の本体の性能ばかりに目が言ってしまいますが、室外機の設置方法が悪いとその性能を全て引き出すことができません。
室外機にも一工夫をしてエコで快適な生活を目指しましょう。

エアコンの室外機を冷やすと
冷却効率が良くなる。
ただし風通しを妨げるのはNG。

あまり存在感のなくぞんざいに扱われがちな室外機ですが、エアコンの冷却性能を左右する大変重要な機器です。エアコンは室内機と室外機の双方がキチンと稼働することではじめて本来の性能が引き出せるのです。

では、エアコンの室外機はどんな役目をしているのでしょうか?

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このように室外機は室内機から送られてきた熱を野外に放出しています。

室内機から送られてきた温まった冷媒を室外機のコンプレッサーで圧縮することで更に高熱にします。この温度が気温より高くなるために相対的に見るとエアコンの冷媒は冷やされるのです。そして室内機に送られた高圧の冷媒は膨張弁で圧力を下げることで、今度は室温より冷たくなるのです。室外機から室温より高い温度が噴き出してくるのは不思議かもしれませんが、このような仕組みがあったのです。

具体的な温度を見てみましょう。コンプレッサーで圧縮された冷媒は80℃に達し、40℃の外気温に晒されて60℃の熱風を吐き出します。つまり40℃とした外気温が45℃、50℃と言うように上昇するとエアコンの性能は目に見えて落ちていくのです。

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すなわち、室外機の周りの外気温をしっかり冷やさないと冷房の性能は引き出すことができません。真夏日が続くとエアコンの電気料金がグッと増えるのはこう言う理由だったのです。

室外機にも注目したエアコンの効率アップには以下の方法があります。

  • 室外機、及び周辺に直射日光が当たらないようにしましょう。
  • コンクリートは熱がこもりやすいので、人工芝を敷きましょう。
  • 送風口を塞がないように荷物を整理しましょう。
  • 打ち水をして室外機周囲の温度を下げましょう。

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どの方法も比較的簡単にできますので是非試してみてください。

エアコンの要は室外機です。

エアコンの室外機を冷やすと
冷却効率が良くなる。
ただし風通しを妨げるのはNG。

室外機もしっかりケアして快適な夏を過ごしましょう。

室外機の見栄えを気にするあまり、中が見えないような隙間の少ない格子の箱で囲っているお宅も見受けられます。これは冷却性能には相当のマイナスです。吹き出した熱気をまた室外機が吸い込んでしまうのです。これでは冷媒はなかなか冷えません。設定温度まで下がらなくなることはないでしょうが、必要なエネルギーが増えて電気料金がかさむのです。

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見栄えと経済性のどちらを優先するかは、各家庭の事情を踏まえて天秤にかけていただくしかありませんが。

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