不利な交渉にこそ「ランチョンテクニック」を活用しよう

仕事をしていると、明らかに無理な交渉を任されることがあります。
怒っている先方を相手にしなくてはいけないこともあります。

社会人になると無理を承知で通さないといけないこと、意外に多いですよね。
そんなときに使えるテクニックです。

無理目の案件でも
美味しい料理を食べながら交渉をすると
賛同を得やすい。

人は異なる2つの感情を共存させ続けることがとても苦手です。
嫌な気分と良い気分の相反する感情が混在した状態を嫌い、結論としてどちらか一方にまとめたくなるのです。
異性に対して「好きだけど嫌い」という感情を持つと苦悩し、そのままでは耐えられなくなりますよね。その状態から脱しようとどちらかに決めようとするでしょう。

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また、そうして決められた結論としての感情は人間の判断にも影響します。
楽しい、そして嬉しい気分が満ちている時には怒りなどのネガティブの感情を持つことが難しくなり、NOという回答をしにくくなるのです。逆に怒りに満ちているときはほんの些細なことでも拒絶されてしまいます。この不可解な現象は日常でもよく発生しているのでご存知でしょう。
人の判断はそのときの感情によって制限されてしまうのです。本人は常に最善の判断をしているように感じているでしょうが、実際はそのときの感情の影響を大きく受けているのです。

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さて、美味しいものを食べれば誰もが良い気分になります。食べることは生きていくために欠かせない活動であるとともに、生きている幸せを感じる1日3回の至福の時間でもあります。さらにそれが美味しいものであれば格別です。

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そんな幸せな気分に満ち溢れているのであれば、微妙な判断を要する案件に対する回答が良い方向に変化してしまうのは当たり前なことです。これを活用し有利に交渉を進める手法を「ランチョンテクニック」と言います。
つまり食事をしながら交渉をすることで、相手にYESと回答させてしまうのです。

このランチョンテクニックは国を代表してデリケートな問題を話し合う国際会議でも重要な役割を担っており、必ず昼食会という名目で一同介して食事をする機会が設けられます。反発しがちな議題をよりポジティブな関係で話し合うという狙いが込められているのです。

もし、より有利に事を運びたいのであれば、相手を食事に誘ってみましょう。美味しい食事の力を借りながらその場で交渉をすることで事態は良い方向に動き出すでしょう。
よくありがちな「はい、一時解散。各自昼食を」ではせっかくのチャンスを無駄にしています。交渉が難航しているのなら、なおさらのこと積極的に食事に誘い状況の打開に努めましょう。

このテクニックの仕組みを理解し、そして活用することで難関を乗り越えましょう。
ただし、しつこいアピールは「食事がまずくなるからやめろ」という反発を招きます。さじ加減は慎重に。

食は笑顔の源です。

無理目の案件でも
美味しい料理を食べながら交渉をすると
賛同を得やすい。

相手の感情をコントロールしよう。

なお、このテクニックは仕事だけでなくプライベートでも活用できます。と言うより、大いに活用されています。告白はおしゃれなお店で美味しい料理を食べた後にするというのがベタな定番ですが、まさしくこれもランチョンテクニックの活用です。

とびきり美味しい食事を一緒に食べて告白をすれば無理目の異性も落とせるかもしれませんよ。かもしれないだけで、微妙なラインにさえ届いていなければダメなものはやっぱりダメですが。
ええ、ダメでした。

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