幸せな人に幸せが集まる理由とは? あなたの感情は周囲に伝播し、そして自分に戻ってくる

笑っている人に囲まれていると自分も笑ってしまう。
悲しんでいる人に囲まれていると自分も悲しくなってしまう。
よくあることですよね。

そんな感情の変化を冷静に見つめ直してみると、少しおかしいことに気づきます。
笑ったり悲しんだりしてる感情は果たして自分の感情なのでしょうか?

幸せも不幸せも周囲の人に伝播して
また自分に戻ってくる。
あなたは今、幸せですか?

群れで生きる動物は、一匹が危険を察すると一瞬にして群れ全体に緊張が走ります。エサを見つけて喜ぶ気持ちも群れで分かち合います。このように動物には感情を共感することで群れ全体を統率するという仕組みがあります。

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人間の場合も同じです。危険という感情は面識がない人までも巻き込んで広がります。自分と関係ない人達であっても穏やかで楽しいシーンを見るとほっこりした気持ちになれるのもそうでしょう。

他人の感情を自分のものとして受け入れ、自分の感情に上書きをする「感情移入」は人間のコミュニケーションのいたるところで起きています。

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笑っている人に囲まれると意味もなく可笑しくなってしまい、泣いている人に囲まれると何故か悲しくなってしまうという自己の感情を放棄してしまうような現象は、群れで生きてきた人間にとってもごく自然なものだったのです。

これをうまく活用したのがお笑いです。
テレビのお笑い番組は意図的に笑い声を加えることで「面白い」と感じさせているのです。ドッと大爆笑の笑い声は聞こえるのですが観客の頭や肩がピクリとも動いていないという不思議な映像を見ることがあります。それでも感受性が正常な人であれば「面白い」と感じてしまうのです。

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「面白いから笑った」ではなく、「周囲が笑っているから面白い(だから自分も笑う)」という感情隆起と行動の順番が自覚しているものと逆になっていたのです。
もちろんお笑いだけでなく他の感情でもいえることです。悲しんでいるから自分も悲しい、楽しんでいるから自分も楽しい、そして幸せそうだから自分も幸せ。このようにあなたの感情は周囲によって大きな影響を受けています。

また、これは逆にあなたの感情が周囲の人の感情を変化させているということでもあります。朝からイライラしていませんか? 不機嫌ではないですか? その気持はあなたの周りの人を同じ気持ちにさせています。
「誰か私のこの気持ちをケアしろ」というニュアンスを含みがちな苛立ちの感情は、周囲を巻き込んで広がりあなたを更に苦しめることになるでしょう。「つまんね」「面白くねー」「ムカつく」という口癖は自らを負の感情を持つ人達に囲まれるように仕向けていたのです。

私達人間は昔から、そしてこれからもそんな仕組みの中で生きていくのです。今一度自分の感情は自分のものだけではないことを自覚して、プラスの感情を持ち、それをしっかり表現することを心がけましょう。そうすれば、優しく楽しいそして幸せな気持ちは必ず自分に戻ってきます。

自分の感情は周囲に影響を受けていることを自覚しよう。

幸せも不幸せも周囲の人に伝播して
また自分に戻ってくる。
あなたは今、幸せですか?

「うれしい」「楽しい」をしっかり表現しましょう。

稀に幸せを他人に依存しきっている人がいます。普段からネガティブな感情を撒き散らしているのに、誰かが自分を幸せにしてくれるはずだと信じているのです。「アタシこんなに不幸なんだから誰か幸せにしてくれよ」というアピールは逆効果です。当然誰も幸せを分けてはくれませんし、近づいてくるのは同類だけです。同類の同情や慰めで幸せを感じるしかないという悲しい結末しか待っていません。

人を幸せにすると自分も幸せになれる。
人を不幸にすると自分も不幸になる。

と昔から言われていますが、これは宗教的規律や道徳教育のために誰かが考え出したものではありません。人間にはこのように感情を共有する生物的な仕組みがあるゆえに、どう足掻いてもこうなってしまう宿命なのです。

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