実に簡単!! 食用オイルでランプを作ろう

非常時にアウトドアに、覚えておくとちょっと便利な食用油で灯りを確保する方法です。
ほんの少しの食用油さえあれば、あとはその辺りにあるものでランプを作ることができるのです。

サラダオイル等の食用油は
こよりを立てて火をつけるだけで
オイルランプになる。

現代社会では自宅でもアウトドアでも照明のエネルギーといえば電気です。エジソンにより白熱灯が開発されたのは1879年と約140年前です。ではそれ以前はどのように灯りをとっていたのでしょうか? 電気が一般家庭に普及する前は化石燃料である石油ランプが、さらに石油が普及する前は動物油や植物精製油がランプの燃料とされていたのです。つまり、「食用油で灯りをとることができる」という非常時やアウトドアでのライフハックは、実は廃れてしまったオイルランプそのものだったのです。

時代劇でご存知のように江戸から明治初期に掛けての庶民の照明といえば行灯です。行灯の燃料はエゴマ油、菜種油、魚油などで、小皿に油を垂らし、こよりを立てて火を灯すというシンプルなものだったのです。「化け猫が行灯の油を舐める」という言い伝えも菜種油や魚油であれば納得がいくでしょう。本来猫は肉食ですので油を舐めようと行灯に近づき、その姿が障子一杯にゆらゆらと映る。「うわぁ~化け猫だ!!」というのがこの話の発端のようです。

では、その行灯でも使われたオイルランプを再現してみましょう。

まず芯を用意します。
木綿糸や麻糸、タコ糸でも良いのですが、今回はティッシュを使って「こより」を作ってみましょう。
強く撚ることで硬く締まったこよりにします。

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こよりをトグロ状に丸めて器に立てれば、もうランプの完成です。
簡単ですね。

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燃料はどのご家庭にもある胡麻油です。
(成分を見ると胡麻油65%、菜種油35%の混合油でした。)
もちろんサラダ油やオリーブ油でも問題ありません。

火を灯すとこんな感じ。

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赤みがかった温かみのある光です。
ススも出ていません。
炎とともに胡麻油のよい香りが広がります。

周囲がぼんやり見える程度の明るさですので、さすがに本を読むのは無理でしょう。
しかし真っ暗闇であればランプが有るのと無いのでは大違いです。
災害時であればホッと安心できる灯りになることでしょう。

ちょっとしたパーティーやディナーの演出にも使えそうですね。
拍子抜けするほど簡単にできるので、ぜひ一度試してみてください。

あっという間に作れます。

サラダオイル等の食用油は
こよりを立てて火をつけるだけで
オイルランプになる。

非常時だけでなくちょっと洒落た演出としても。

余談ですが「アラジンと魔法のランプ」で登場する細長い急須のような入れ物は、実はオイルランプです。
オイルを入れて注ぎ口から芯を出し、そこに火を灯すのです。

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子供の頃からなんで急須がランプと呼ばれているんだろう、と疑問に思っていたんです。
ええ、今はじめて知ったんですけどね。

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