余白を効果的に使うと品のあるデザインになる

誰もがブログやSNS、そしてデジカメを使う時代になりました。
デザイナーでなくともオリジナルのページデザインやマークを考える機会が増えています。

そこでついついやってしまいがちなのが、言いたいことを全て詰め込むデザインです。
作りこんだ気にはなるのですが、大概ごちゃごちゃして見にくいものになってしまいます。

そんなときに思い出して欲しいTipsです。

過度な装飾を避け
周囲に大きな余白を付けると
美しく上品に感じる。

分かりやすくトマトの通販で考えてみましょう。

・スーパーより値段は高いが高級なブランドトマトです。
・甘さが売りです。
・数に限りがあります。
・おまけ付けます。

そんな伝えたいことを詰め込むとこうなります。

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よくある通販の広告のようになりました。ごちゃごちゃして煽り文句が鼻につき、安っぽく見えてしまいます。高級感を売りにするブランドトマトであるならこれでは失敗です。

そんなときは余白を大きくとりましょう。

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クォリティーを限界まで突き詰めたブランドトマトのイメージです。高級感がでましたね。
こうしてあえて余白を大きく付けることで品が出るのです。

この余白のコントロールはデジカメで撮影するときにも役に立ちます。

満開の桜です。

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「今が満開」を表現するのであれば良いのですが、見るべき箇所が定まらないため目線が泳いでしまいます。
デザインの背景として使うのであれば良いのかもしれませんんね。

少しカメラを引いて余白を付けてみましょう。

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枝ぶりをしっかり見せています。満開の花の重みで枝がしなっているのでしょうか。
余白を使って小川をぼんやり見せているため、水のせせらぎが聞こえてきそうなよい構成です。

さらに余白を効果的に使うと今度はアートに近づきます。

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余白を黒く塗りつぶすことで3つの桜の花を印象的に見せています。
桜は通常このような散り方をしないため、一年掛けてせっかく咲いたのにモズや雀についばまれて花ごと落ち川を流れていく、私にはそんな無常さを感じてしまいます。

もちろん余白がない画像が悪いというわけではありません。目的があるのであればそれに適したレイアウトがあるということです。
「いいものをつくろう」と気合を入れるとどうしても情報を詰め込みすぎてしまいがちです。「見た目にウルサイな」と感じたら、削っていくデザインにもチャレンジしてみてください。

「削るデザイン」は思い切りが大事です。

過度な装飾を避け
周囲に大きな余白を付けると
美しく上品に感じる。

いろいろなデザインが出来るようになろう。

実際にやってみるとコレが意外と難しい。「全部伝えなきゃ」という思いが強すぎて不安になるのです。そんなときは複数案を作って落ち着いたときに見返してみましょう。
私の部屋の壁にはそんな画像がいくつも貼ってあります。もちろん「ココはこうしたほうがよかったなぁ」という反省も出てきます。もし何がいいのかわからなくなったときはプリントして壁に貼り出してみましょう。そうすることで作り手の目線から受け手の目線に切り替えることができるのです。

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