勉強はクールではいけない!? 感情を駆使して記憶力を強めよう

中学1年のときの思い出を聞かせてください。
そう言われて思い出すことは何でしょうか?

新しい友達が出来たこと、一緒に祭りに行ったこと、先生に怒られたこと。
嬉しい悲しいといった感情が絡んでいる出来事が多いのではないでしょうか。

記憶と感情、この2つは切っても切れない関係にあるのです。

感情が絡む記憶は脳に深く刻まれる。
特に生命の危機となる場合は顕著。
スパルタ塾もある意味では正しい。

楽しかったこと、悲しかったこと。思い出には喜怒哀楽の強い感情が絡んでいます。どうして感情と記憶は連動するのでしょうか。それは原始の動物が習得した生き抜くために必要な仕組みなのです。

果実がたくさん実っている山を見つけた:嬉しい
別の群れと抗争をしている場所だ:怒り
ここで肉食動物に仲間が襲われた:怖い、悲しみ

このように、感情が揺れ動いた状況を学習すると生存確率が上がるのです。

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冒頭の思い出話のように、動物である人間も記憶と感情が連動する仕組みがしっかりと残っているのです。

話を勉強に戻しましょう。
感情を絡めた学習方法は特別なものではなく、今までの生活の中でも普通に起きています。

「地理のテストが満点で褒められたんだよなぁ」
「子供の頃、この漢字を読み間違えて赤っ恥かいたっけ」
「この問題何度も間違えて先生に怒られたなぁ」

このような記憶は感情が対になっているから強く覚えているのです。人間の場合、褒められたことや笑われたこと、怒られたことなど、他人を起因とする感情が多いと思います。しかし感情は自分でコントロールをしても良いのです。

「よっしゃーこの問題解けたー」と自画自賛をしてもよいですし、「なんでこの問題が解けないの、チクショー」と嘆いてもいいのです。できるだけ感情を揺さぶりながら覚えようとすると記憶に残りやすくなるのです。

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忘れてほしくないのは、もともとは「生き抜くための仕組み」であったことです。「これを覚えないと生きてはいけないんだ」「生きていくためには必要なんだ」という強い意志がベースにないと脳は記憶の扉を大きく開いてはくれません。
勉強が出来る人は無感情・無表情というイメージが強いですが、こころの中では感情をおもいっきり振り回してよいのです。

オススメは「嬉しい」「楽しい」「誇らしい」というプラスの感情です。出来るかぎりプラスの感情を活用したほうがその後のモチベーション維持にも繋がります。「ナイス俺!!」でいいのです。

逆に「怖い」「悲しい」などのマイナスの感情を駆使した勉強法がスパルタ教育です。間違えると叱責される勉強方法は生命の危機を感じるほどにツライものです。
このため効果はあります。ただし、こなせればです。
「それでも俺は生き抜いてやる!!」という強靭な意志がないといけません。その思いがなければスパルタ教育はツライだけのいじめです。そして耐えられずに脱落した人は本当にダメな人間になってしまいます。耐え難い感情と何の成果も得られなかったという強い記憶、つまりは「自分は頑張っても出来ない人」という記憶が一生残ってしまうのです。

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スパルタ教育はその後の人生をも変えてしまうギャンブルです。万人にオススメできるものではありません。

勉強は無感情ではいけません。

感情が絡む記憶は脳に深く刻まれる。
特に生命の危機となる場合は顕著。
スパルタ塾もある意味では正しい。

感情をもっと活用して受験戦争を生き抜きましょう。

図書館の自習室で稀に遭遇しますが、没頭するあまりにブツブツと喋りながら勉強をしている人がいます。「ちっくしょー(ブツブツブツブツ)」、しばらくして「よっしゃー(ブツブツブツブツ)」。感情が口から漏れでているのです。
非常に迷惑ですのでやめましょう。
というかやめてください、お願いします。

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