生のタコを茹でるときに色鮮やかに仕上げる方法

生のタコ。
海岸沿いの街でないとなかなか手に入るものではありません。
鮮魚コーナーに売っていても足が丸まったタコはボイル済みなのです。

しかし幸運にも生のタコが手に入ったのなら是非とも美味しく頂きたいものです。

生のタコを茹でる際にお茶っ葉を入れると
赤褐色が鮮やかになり、
臭みが取れておいしく仕上がります。

日本では古来から「タコは番茶を入れて茹でるとよい」と言い伝えられてきました。身近なものを使ってより美味しく頂く先人の知恵です。ただし番茶にこだわる理由はありません。番茶とは「安物のお茶を使って・・・」と言う意味合いが強いので、実は普通のお茶でも問題ないのです。

どうしてお茶を入れて茹でると良いのでしょうか?

お茶に含まれる「タンニン」がタコの表面のタンパク質と強く結合することで、茹でた際の色止めをします。この効果により食欲をそそる赤褐色になるのです。
なおお茶を使わないとタコの色は赤みが薄くなります。

またこのタンニンによる反応で色づいた表皮がボロボロと剥がれ落ちにくくなり、さらにお茶の消臭効果で臭みがとれるという嬉しい効果もあるのです。

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では、茹でダコの調理手順を見て行きましょう。

1)下処理

目と口を切り取り、頭を裏返して内臓を外しましょう。
その際に墨がこぼれるので綺麗に洗い流したらヌメリ取りの工程に進みます。

2)ヌメリ取り

タコをボウルに入れて塩を一掴み振りかけ揉み込みます。
次第にヌメリがとれてくると細かい泡が立ってきます。
それでもヌメリが残っているときは更に塩を追加して揉み込みます。
ヌメリがなくなるまでこれを繰り返しましょう。
この工程は20~30分ほど掛かるでしょう。

3)身を柔らかくする

空き瓶で叩くという方法もありますが、大根で叩くとより効果的。
大根の中のアミラーゼという酵素がタコの繊維を柔らかくするのです。

また大根おろしで揉むという方法もあります。
これは大きな音を出したくないときに便利です。

刺身にする分はこの段階で取り分けておきます。
水洗い後、しっかり水気を取ってから捌きましょう。

4)茹でる

沸騰したお湯に大さじ1杯の塩と一握りのお茶っ葉を入れます。
タコは足からゆっくり少しづつお湯に入れていきます。
こうすることで足が綺麗にカールし、見た目にも美味しいゆでダコができるのです。
湯で時間は6分ほどが目安ですが、タコと鍋の大きさで変化しますので竹串がすっと刺さるかで判断をしてください。
もしすぐに食べ切らないのであれば少し長めに茹でておきましょう。
茹で上がったタコを冷水で冷まして「茹でダコ」完成です。

酢の物・たこ飯・たこ焼きなどなど、美味しくいただきましょう。

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先人の知恵です。

生のタコを茹でる際にお茶っ葉を入れると
赤褐色が鮮やかになり、
臭みが取れておいしく仕上がります。

ちょっとの手間でもう一段美味しく仕上げましょう。

生のタコは簡単に手に入る食材ではありませんが、運良く手に入ったなら是非新鮮なタコを味わってみてください。
美味しいですよ。

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