最も簡単に燃費を向上させる方法はタイヤ空気圧の調整

燃費というものはその車特有のものと思われがちですが、走り方だけでなくちょっとした整備の差でも変化します。
その中で最も簡単に燃費を改善できるのに見落されがちなのが「タイヤの空気圧」です。

タイヤの空気圧が低いと
転がり抵抗が増えて燃費が悪くなる。
特に冬は空気圧が低下しやすいので注意。

タイヤの空気圧が低いままだといろいろな問題を引き起こします。高速道路でバーストしたり走行性能が落ちてしまうのです。どちらも大事故につながる原因になります。

そして燃費も悪化するのです。

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空気圧の低いタイヤは転がり抵抗が増します。分かりやすく言うとアクセルを離すだけでスピードがすぐに落ち、加速も遅くなってしまいます。何かを重いものを引きずりながら走っているように車体が重く感じるのです。
この現象により当然燃費は悪化します。
またタイヤが肩部分から偏摩耗をして操舵性が悪くなり、タイヤの寿命が短くなるのです。

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これではいけません。

では空気圧の目安はどのくらいでしょうか?
一般的な車であれば運転席を開けると見える位置に空気圧が記載されたステッカーが貼ってあります。これが指定空気圧です。

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ただし指定空気圧から1割程度高めに入れておくとよいでしょう。例えば指定空気圧が240kPaであれば264kPa、230kPaであれば253kPaということです。

タイヤの空気は僅かにですが毎日少しづつ抜けています。数日おきにこまめに点検をするわけでなければ少し高めに入れておいたほうが無難なのです。

ただしそれでも空気圧の確認は月1回程度は行ってください。
これは前述のわずかに空気が抜ける問題だけでなく、気温の変化も大きく影響するためです。気体は温度変化で膨張収縮をします。気温が低くなり路面も冷えると当然タイヤが冷えて空気圧は低くなります。逆に気温が高くなると空気圧も高くなってしまうのです。つまり私達が思っている以上にタイヤの空気圧は季節で変化しているのです。

実は寒い地域では冬になると積極的に空気圧を落とすということが行われています。タイヤが潰れることで接地面積を増やしグリップ力を増やしているのです。燃費よりスリップ防止を優先しているということです。
この低い空気圧を調整しないまま春を迎えると当然燃費も悪化したままなのです。

空気圧確認時に注意して欲しいことが一点あります。
タイヤはしばらく運転すると温まり空気圧が自然に高くなりますが、指定空気圧はタイヤが冷えた時の値です。このためドライブ中に寄ったガソリンスタンドで空気圧を指定の値に調整をすると、空気圧設定は実質低めになってしまうのです。
しかし自宅に空気圧の調整ができる機器が揃っている人はごく僅かです。このためそれ以外の多くの人は空気圧調整のために運転をしないわけにはいきません。運転をすれば当然タイヤは温まり、低い空気圧が高めに検出されてしまうのです。

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これを踏まえても「空気圧は1割高め」という選択が良いのです。

空気圧が不足した状態で走ると5~10%燃費が悪くなります。しっかり整備をしておけばそれだけガソリン代が安くなるのですからやらない手はありません。しかもガソリンスタンドであれば空気圧の調整代は無料です。

ただし「空気圧を上げれば上げるだけ燃費が良くなる」と考えるのは間違いです。これ以上空気圧を上げても燃費はほとんど良くなりません。それどころが路面の凸凹をダイレクトに感じるようになり乗り心地が悪化します。そしてタイヤが必要以上に膨れるため、真ん中だけ削れる偏摩耗を起こしてタイヤの寿命が縮まります。

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燃費を向上させようとしたけど大した効果がなく、乗り心地が悪化してタイヤ交換の費用がかさむというのは非常にモッタイナイ話です。

ガソリンスタンドで点検するなら無料です。

タイヤの空気圧が低いと
転がり抵抗が増えて燃費が悪くなる。
特に冬は空気圧が低下しやすいので注意。

こまめにチェックをしてガソリン代を節約しましょう。

ガソリンスタンドで1円でも安い店を探すことに使命感を感じている人をよく見かけますが、空気圧のチェックもそれくらい真剣に行ってほしいものです。
そのほうが圧倒的にオトクなのです。

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