そのまま捨てないで! パスタのゆで汁活用法

パスタが茹で上がった後、ザルに流し込んでいませんか?
ゆで汁をそのまま捨てるなんてもったいない!
実はパスタの茹で汁には不思議な力が宿っているのです。

パスタのゆで汁を
食べ終わった食器の上から掛けると
油汚れが綺麗に落ちる。

熱湯なら油が浮くから綺麗になって当たり前とお思いでしょうがちょっと待って下さい。
実はパスタのゆで汁には熱湯を上回る洗浄力があるのです。

これはどういうことなのでしょうか?

ペペロンチーノを作る際にパスタのゆで汁を加えて乳化をさせますが、実はこの「乳化」とは油と水が分離しないように結合させるという現象なのです。通常油と水は混ぜてもしばらくすると分離してしまいますが、乳化をすることで混ざり合った状態で落ち着きます。これによりパスタがパサパサにもベトベトにもならず美味しくいただけるというわけです。

この乳化にはもう一つの呼び名があります。それは「界面活性」です。
洗剤の宣伝でお馴染みの界面活性剤は油と水を結合させて落としていたのです。

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つまり、パスタのゆで汁を油汚れのお皿に流すと界面活性剤の効果でより綺麗になるということなのです。

ゆで汁の秘密、ご理解いただけたでしょうか?
このゆで汁を活用するためにもパスタはトングなどで引き上げましょう。

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そして食べ終わったらお皿にゆで汁をザーッと流します。
これで食器洗いが格段に楽になります。

捨ててしまうなんてもったいない!

パスタのゆで汁を
食べ終わった食器の上から掛けると
油汚れが綺麗に落ちる。

最後まで活用しよう。

この界面活性剤の正体は「サボニン」という成分です。
この成分を多く含む植物は古来より石鹸の代わりとして使われてきました。
ナデシコ科の多年草「サボン草」は別名「石鹸草」とも呼ばれ、水につけてこすると泡立ち、汚れを落とすことが出来ます。

サボニンはシャボンの語源とも言われています。
パスタとシャボンにこんな関係があったなんて面白いですよね。

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